ボランティア活動による広域交流イノベーション推進研究会

わたしたちは北海道を舞台に、ボランティア活動でつながる広域交流にとりくんでいます。

当別雪はねツアー〜その2〜

ボランティア活動報告

全国初の除雪ボランティアを取り入れた社員研修会も最終日。

一週間前と同じ参加者でより質の高い除雪作業を目指し、今日も当別町へ向かいます。

2日目は、研修施設へ向かう前に、いきなり現場で雪かき作戦会議からスタートです。一週間前の経験がある分、参加者の打ち合わせは非常にスムーズに行われました。

生憎、一週間前の同じ世帯のお宅ということもあって、参加者は多少手応えを感じない部分もありましたが、作業にとりかかるとみんな一生懸命割り振られた自分の役割を全うしました。

経験がある分、作業自体もスムーズで臨機応変さも向上。余裕も出てきたのか、住民とのコミュニケーションをする班もありました。

昼食中には、先週のテレビ取材の映像を見て、照れたりする一幕もありました。

午後の作業後を終え、夕方の振り返りミーティングでは、作業面での振り返りだけではなく、「自身が社会のお役に立つ」ということや「企業が社会のお役に立つ」ということはどのようなものかをそれぞれ共有しました。

とある女性の参加者からは、「最初は、どうして自分がこの研修に参加するように会社から言われたのか、不満と不安があったけど、自分の力で少しでも貢献することができることが実感できてよかった」というコメントがありました。

この研修は、特別なスキルが身に付く研修とは違い、参加者それぞれの内面にあるものを呼び起こし、他者の意見を知ることで、自分がこれまで考えてこなかったことや他者との意見との違いに気付くことが大事だと思います。

正解はひとつではなく、それぞれが感じたことを持ち帰ってもらうことが研修の成果と言えます。

まだまだ、運営上や研修内容には至らない部分は多かったですが、今後、雪かきボランティアを通して関わった人たちが、それぞれの“おみやげ”をひとつでも多く持って帰られるような研修を試行錯誤していきたく思います。

日時 2014年2月1日(土)
活動場所 当別町
参加人数 15名
活動内容 雪かき作戦会議、独居高齢者宅などの雪はね(午前・午後)、振り返りミーティング(夕方)
除雪世帯数 6軒

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