ボランティア活動による広域交流イノベーション推進研究会

わたしたちは北海道を舞台に、ボランティア活動でつながる広域交流にとりくんでいます。

倶知安雪はねツアー

ボランティア活動報告

今年度、最後の雪はねボランティアツアーの舞台は、倶知安町六郷地区。

六郷地区は、昨年からお世話になっている琴和町内会のお隣の町内会です。

六郷地区では、昨年11月から琴和町内会に続く倶知安町第二の地域内雪かきボランティア「ちょボラ除雪隊」が始動しました。

昨年の雪はねボランティアツアーが、地域内共助の拡がりに少しは貢献できたのではないかと考えております。

そこで、今回は新しく創設された「六郷ちょボラ除雪隊」を応援しにいく目的で、雪はねボランティアツアーを企画しました。

ふたを空けてみると、バスが定員オーバーとなり札幌からは現地合流組もいる大所帯。合計51名の雪かきボランティアが札幌からやってきました。さらに、倶知安中学校の中学生たちも駆けつけ、現場は大層賑やかになりました。

今回の作業班は、六郷のお父さんたちと北海道コカ・コーラの二頭体制。

今冬の積雪量の少なさと人手の多さでみるみるうちにお家周りの雪かきは進みます。

作業後は、朝早くから六郷地区のお母さんたちが大きなお鍋で豚汁を用意してくださり、会館の一階と二階に分かれ、おいしくいただきました。

お腹もいっぱいになってきたら、倶知安恒例の大交流会。

倶知安町長や六郷親交会会長の音頭で、札幌からのボランティアと倶知安の方たちが楽しい一時を過すことができました。

六郷地区を後にしたボランティアは、くっちゃんファームにて、雪の下にんじん掘り体験を楽しみました。羊蹄山を背景ににんじんを収穫できる風景は、非常に贅沢な一時でした。

一日中雪を掘り続けた倶知安ツアーも無事終了し、今冬の雪はねボランティアツアーも5地域計9回も終了しました。延べ参加人数は、320名。昨年の参加者を大きく上回りました。

来年も確実に北海道は冬を迎え、雪の季節となります。

今年の反省を活かし、来年もまたこの場でみなさまと笑顔でお逢いできることを愉しみにしております。

ひとりでも雪による事故を減らし、ひとりでも多くの人びとがボランティアを通した出逢いが育めるよう、次の冬に備えていきたく思います。

今年度も、たくさんの方からご協力、本当にありがとうございました。

日時 2014年3月2日(日)
活動場所 倶知安町六郷地区
参加人数 51名(合流組も含む)
活動内容 独居高齢者宅などの雪はね(午前)、昼食を兼ねた地域交流会、雪中野菜掘り体験(午後)
除雪世帯数 約10軒

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