ボランティア活動による広域交流イノベーション推進研究会

わたしたちは北海道を舞台に、ボランティア活動でつながる広域交流にとりくんでいます。

岩見沢市美流渡ツアー

ボランティア活動報告

事務局の小西です。

3年目を迎えた美流渡ツアーも無事終了しました!

メープルロッジでの一泊二日ツアーは、2年目。
今年も深夜(朝方の人も!?)まで雪かきトークで盛り上がり、なんだか修学旅行みたいなツアーでした。

ただ、やっぱり雪が少ない!
これは、雪国の我々には有難いこと。
でも、雪かきボランティアにはとってはちょっと盛り足りない部分も。

そこで、なんとか、美流渡の力になれるようにようにと考えた苦肉の策は、砂まきボランティア。
集落の中を歩きながら、凍結路面を見つけては、札幌から持参した砂をまきながら、街歩きをしました。
2班に分かれ、砂まきをする集合先は、万字線鉄道資料館。
美流渡の繁栄を支えた旧万字線の貴重な資料をみんなで見ながら、当時の街の風景を想像しました。

これまでの雪かきボランティアは、除雪作業が中心だったので、美流渡を探索することもあまりありませんでした。
そのため、役員さんたちと街歩きをしながら地域資源を発見できる今回のような取り組みもひとつの収穫があったのかなと思います。

2日目は、朝から空き家マップづくりを行いました。
高齢化率50%を越える美流渡地区は、残念ながら人口減に伴い空き家も増加しております。

役員さんたちとボランティアたちで街を周遊し、空き家を地図に落としながら写真も撮影していきます。
なかなか今後有効利用できるような空き家は少ししかありませんでしたが、これらの空き家に人々が移住するような展開になると、美流渡に活気が戻ってくるのかなと思いました。

まずは、この冬少雪でよかったです。次の冬もまた雪は降ってきます。
美流渡のペースを大事にしながら、1年後に備えたいと思います。

日時 2015年2月28日~3月1日(一泊二日)
活動場所 岩見沢市美流渡地区
参加人数 8名
活動内容 独居高齢者宅などの雪はねおよび砂まき、万字鉄道資料館見学(28日午後)
地区内の空き家マップづくり(1日午前)
除雪世帯数 1軒

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図1