ボランティア活動による広域交流イノベーション推進研究会

わたしたちは北海道を舞台に、ボランティア活動でつながる広域交流にとりくんでいます。

三笠市CSRツアー

ボランティア活動報告

事務局の小西です。

今年の三笠雪はねボランティアツアーは、
「みんなで雪かきしながら、CSRってなんやろう」と考えるツアーです。

道内8つの企業や団体が寄ってたかって雪を掻く。
個人的には、もう一度企業と雪かきボランティアの親和性を再考する一日として位置付けてました。自身が1月に書いた論考に対しての反論としての一日。

なんとなくみなさんの意見をまとめると、

①企業が展開する他のボランティア活動と違って、雪かきボランティアは対象がその家の住民であるため、誰のためにやっているのかが明確である。

②住民にありがとうと言われた日には、それがかなりのエネルギーになる。

③「雪を掻く」というわかりやすい共通課題は、業種業態が違えども、すぐに協働を加速させる。

④それが、いろんな企業や団体でやると驚きや発見が生まれる。

ということのようです。
ただ、これはCSRだからとかっていうわけではなく、どんな形態の雪かきボランティアに共通して言えそうなこと。

ひとつ違うのは、雪かきボランティアで得られたものをどこへ還元することだということ。

企業の人間として参加した人は、今後組織にどのように還元していくのかを考えたりする。
それは、CSRを推進するようなシステムを作ったり、自身が社会生活でどのように振舞っていくかを見つめなおしたりとか。

もちろん個人として参加した人たちもこのような動きはあるのだが、企業の人たちはより強く働くと考えてよさそうだ。3年目にして少しずつわかってきました。

この気づきを受けて、僕ができることは、企業の人たちが得ようとしたいものを確認しつつ、得たいものをどのように最大化できるかをサポートすることなのかなと思いました。

去年は、企業研修型雪かきボランティアをやったりしたが、それをベースにより研磨することもアリだと思いました。
内定者対象とか、非豪雪地から転勤してきたばかりの社員対象とかでもおもしろそうです。

加え、彼らが胸を張って雪かきができる環境整備も必要だと思いました。

彼らは、消費者や地域社会から褒められたいらしい。
それは、近江商人的なお話で、褒められるということは企業の評価が上がり、ゆくゆくは商売がうまくいくというものだ。
CSR3.0とかCSV的なお話。

だったら、雪かきボランティアをするとみんなから褒めてもらえる仕組みづくりが今後できることなんじゃないだろうかと。
入札のときに有利になるとかじゃなくて、「がんばってるね」とナチュラルに言ってもらえる仕組みづくり。

そういうものの積み重ねが、実は、企業の経営努力のひとつと見なされてきているようだ。
おいしいものを作ろう、壊れないものを作ろう、消費者に喜んでもらえるサービスをしようといったものと並列になってきている。

そんな情勢を受け、雪かきボランティアも一歩進化できるとっかかりが掴めたような気がする。
ひとりじゃできそうにないことも、みんなでやればできちゃったと企業も思える仕組みづくりに向け、僕にできることはどんどんやっていきたいなと思った一日でした。

結論、CSRと雪かきボランティアは親和性がある。ただし、今後企業が継続的に取り組みやすい環境整備の構築が求められる。

日時 2015年2月16日(日帰り)
活動場所 三笠市
参加人数 45名
活動内容 独居高齢者宅などの雪はね(午前)、昼食後、「CSR」についてのセミナー)
除雪世帯数 4軒

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