ボランティア活動による広域交流イノベーション推進研究会

わたしたちは北海道を舞台に、ボランティア活動でつながる広域交流にとりくんでいます。

上富良野日帰りツアー

ボランティア活動報告

バレンタインの2月14日に上富良野雪はねツアーが開催されました。
バレンタインだからというのは関係ないと思いますが、バスに乗り込んだのは全員で14名という、少数精鋭のメンバーで上富良野に向かいました。

上富良野に到着して、まず向かったのは、“多田農園”さん。
数年前からワイン用の葡萄の栽培を始め、オリジナルワインを造っており、ツアー参加者全員でオーナーの多田さんからワイン造りに取り組むまでの歴史や苦労についてお話を伺いました。最後に皆で多田農園さんのオリジナルワインをお土産として大量にお買い上げ。どんな味がするのか、わくわくです。

その後、本日のメインイベント、雪かきボランティア作業を行う扇町町内会に到着。今か今かと待っていてくれた扇町町内会のお父さんたちに案内されて、2班に分かれて雪かきボランティアを行いました。
天候は曇りで時折雪が舞っていましたが、作業を始めると皆一斉に汗が噴き出していました。
作業が終わると、地域のお父さんたちも一緒にバスに乗り込み、十勝岳温泉カミホロ荘へ向かいます。
バスの中では上富良野町役場の名物課長さんから恒例の『上富良野町クイズ』が行われます。上富良野町に詳しくなる頃には、カミホロ荘へ到着です。

カミホロ荘では、すぐに温泉へと向かい、ゆっくり温泉に浸かり、汗を流します。その後、待ちに待ったお食事&交流会です。今年は、上富良野ポークを1mmと2mmの薄切り肉にした豚しゃぶを振舞って頂きました。さらに、天ぷらやちらし寿司、お蕎麦などたくさんの美味しい料理を頂きながら、参加者全員で楽しい時間を過ごしました。お料理と一緒に多田農園さんのオリジナルワインのメルローとピノノワールも提供され、美味しいお料理とお酒を堪能しました。地域の方とツアー参加者が一緒になって交流できる交流会では、いろいろな話に花が咲き、大変な盛り上がりでした。

カミホロ荘での交流会を終えて、バスに乗り込むと段々日が暮れていきます。夕陽を見ながら、バスに乗っていくと、ツアー最後のイベントとして、雪のアートイベント『ウィンターサーカス』の鑑賞です。例年は1ヶ所しか立ち寄らないのですが、今年は2ヶ所の会場を回りました。1ヶ所目は彫刻家奥山三彩さんの作品「Silhouettes」。雪の板から光のシルエットが浮かび上がる幻想的な作品でした。続いての作品はデザイナー工藤みゆきの作品「みち」。おしりの形をした大きな雪像に投影された不思議な映像と音楽に、誰もが寒さを忘れ見入っていました。ウィンターサーカスは、地域の方々の協力を得て、作品が完成します。今年も素晴らしい作品、ありがとうございました。

朝8時半に出発したツアーも、これで終わり。定刻どおり21時に無事札幌に到着して、解散となりました。
上富良野ツアーは、雪はねにプラスして、雪のアートと美味しいワインも楽しめますので、女性が参加したら、とても楽しいのではないかなと思います。

日時 2015年2月14日(土)
活動場所 上富良野町
参加人数 15名
活動内容 多田農園見学(午前)
独居高齢者宅などの雪かき作業(午後)
十勝岳温泉入浴、地域の方とのお食事&交流会、ウィンターサーカス鑑賞(午後)
除雪世帯数 町営住宅4軒

多田農園 多田さん

上富良野町での雪はね

地養豚のしゃぶしゃぶ

Wintercircus